「私、冷え症なんです・・・」 と気づいている方は良いのですが、意外と、冷え性であることに気づいていない方も多いです。
なぜでしょうか?
冷えには、大きく分けて3つあります。
①手足などの末端が冷える“四肢末端型”
②下半身が冷え、上半身は温かい“下半身型”
③体の中が冷え、外側は温かい“内臓型”
①と②の方には、“自分は冷え性”という自覚があります。しかし、③の内臓型は、外側に熱がある分、自分自身では、なかなか冷えていることに気づきにくいタイプです。
そして、今、③の内蔵型タイプがとても多いです。原因は・・・
「冷たい物の取り過ぎ」と「甘い物の取り過ぎ」 です。
冷たい物は、わかりやすいのですが、甘い物、特に白砂糖の多い食べ物・飲み物は、体を冷やす性質があります。温かいココアを飲んでも、体を冷やすわけです。
また、一番、体にとって悪影響なのも、この③の内蔵型タイプ。 内臓が冷えて、しっかり機能しにくいので、食べたものを消化・吸収しにくく、エネルギー不足を招きます。
一言で言うと、太りやすいですね(笑)
もちろん、それだけじゃないです。内臓の機能が低下すれば、免疫低下、ホルモン異常、自律神経失調症・・・ 上げればキリがないですが、“冷えは万病のはじまり”という言葉の所以になるわけです。
では、自分がどのくらい内臓が冷えているのか? それをすぐにチェックできるのが、“舌”です。
歯型がついている、全体的にボテッとしている、色が白い、血色が悪い、縦ジワがある、唾液が多い、湿っている・・・ここら辺が冷え性の方の多い舌の状態です。
ダイエットされる方に多いのですが、太っている分、冷えを感じにくいので、日常でもあまり冷えに対して、対策されていないですが、内臓が冷えているため、どんどん太るっていくわけです。
なので、内臓を温めだけでも、かなり痩せやすくなりますよ。
逆を言えば、こういうタイプは、カラダを冷やしやすいスムージーや果物系のダイエットはあまりおススメはできないということですね。特に女性はね。
「暑いときこそ、熱い物を!」 昔の方は、よく炒っていましたが、やっぱり大事なことなんですよね。これから、暑くなり、冷たい物が多くなる時期です。
体の中を冷したら、すぐ温めるクセをつけましょう!